Hana Lei

Section 8 (Housing Choice Voucher Program)は連邦政府が家賃の援助をしてくれるプログラムです。対象者は収入の30%を家賃に割り当て、残りは国が負担します。収入が条件に入るため低所得者向けだと思われがち ですが、実際には高齢者や障害者の方々も 活用されています。 オンライン申請の締め切り日は7月18日午後4時30分です。 新規に3000人がウェイティングリストに追加される予定です。 補助金なくしては手の届かなかった家や地域に住めるようになると当然、賃貸の需要は増えます。

今後のアメリカ経済を予測する時に重要な鍵を握っている「FED」や「 FRB」とは？ FEDは米国の中央銀行制度、FRBは連邦準備制度理事会を指します。これらの連邦政府組織は雇用の最大化や物価の安定を調整するために金利を一つの金融政策として利用します。 現在議長を務めるパウエル氏は金利を4.25~4.50%の幅で維持することを表明しました。経済が低迷している時は下がり、物価が急激に上昇した時は上がる傾向にある金利は住宅ローンにも影響を与えます。 1981年に16%を上回った住宅ローンの金利は2021年に歴代史上初、2.65%まで下がりました。再び上昇傾向にある金利は現在6.88%を記録しています。

トランプ大統領が就任後、明らかになっていく移民問題。 ICE (U.S. Immigration and Customs Enforcement) はハワイ島のキャプテン・クックで不法滞在者を逮捕しました。スペイン語と英語を喋る女性が通訳となり現場にいる様子が伺えます。 移民は世界の国々が抱える大きなテーマです。 不法滞在者に家を貸していた大家も責任が問われるのでしょうか？